新たに通勤定期券を発券するにあたり、検索をしていたら色々と気になる事がありました。
ネット検索はお手軽に疑問が解決出来る為、日々の生活で無くてはならないツールになりましたが、残念な面もあります。
残念ながらお手軽故に、真実とは異なる誤った情報も多数見受けられます。
今回は新たに通勤定期券を発券するにあたり、検索をしていたところ事実とは異なる情報が検索上位の1番目と2番目に表示されていました。
事実確認を怠った、低レベルの記事に踊らされるのでは検索をされた意味がありませんので、事実確認をした正しい情報をお伝え致します。
ネット検索はお手軽も、まだまだ信憑性に欠ける事も!?
冒頭でもご紹介したように、通勤定期券についてネット検索をしていたところ、明らかな誤りに気付きました。
具体的な内容は以下の通りです。
3社に跨ぐ路線のケースでは、両端になる会社が発行しているICカードなら定期券1枚で発券出来るが、挟まれた鉄道会社の発行するICカードでの定期券発券は不可と言う内容です。
【例】【私鉄A – JR東日本 – 私鉄B】のケースですと、私鉄A・私鉄Bでの発券は可能も、挟まれたJR東日本での発券は不可といった見解。
ようは乗降駅に該当する鉄道会社なら可能だが、挟まれた区間の会社でのICカードでは、定期券を1枚に纏めた発券は不可との見解を複数の方がされていました。
しかしこの内容は事実とは異なり誤った見解です。
ソースは私で、【私鉄A – JR東日本 – 私鉄B】のケースで、JR東日本の発行する通勤定期券をSuica1枚にまとめ発券して利用しています。
【実例】【西武線 – JR東日本 – 東武線】で、私の通勤定期券はJR東日本のみどりの窓口でSuica1枚で通勤定期券を発券し、券売機にて更新をしております。
私も発券する際にダメ元で、みどりの窓口で申し込んだらあっさりと発券して頂きました。
しかも券売機で更新もしております。
ちなみに新規での発券は券売機では対応不可になり、みどりの窓口でしたら発券可能です。
※【私鉄A – 私鉄B – JR東日本】のように、JR東日本以外の鉄道会社が真ん中に挟まれたケースで、真ん中の『私鉄B』が発行するICカードで定期券が発券されるかの確認は未確認になります。
今回の【3社に跨ぐ路線】のケースは、乗降しない真ん中に挟まれた鉄道会社がJR東日本の場合は、Suica1枚で通勤定期券を発券する事を確認しております。
通勤定期券を発券後、券売機にて更新をして利用しております。
まとめ
今回のような誤った内容を、事実確認をする事無くネット上に掲載してしまうケースは残念ながら少ないありません。
しかし疑問を解決すべく、検索をして辿り着いた方から見れば、誤った情報を入手する事になりますので難しいかもしれませんが、発信する方は事実の裏を取る必要があります。
今回の【3社に跨ぐ路線】のケースでは、該当する事業者に確認を取ってからネット上に情報を掲載するべきでした。
しかも裏が取れていない、事実と異なる情報が検索上位の1番目と2番目に表示されてしまう現在の検索システムに疑問を感じざる終えません。
今回の件で感じた事は、私もこういったブログで発信させて頂いている者の端くれとして、発信する際は必ず裏付けをとってから発信する大切さと、事実確認をしてから発信する事の重要性を再認識致しました。
本記事の【3社に跨ぐ路線】のケースでは、乗降しない真ん中に挟まれた鉄道会社がJR東日本の場合、Suica1枚で定期券をまとめて発券する事が可能で、発券後の更新時でも券売機からの更新が可能な事を記事に致しました。
ご不明な事がありましたら、発券に携わる鉄道各社の職員の方に確認をお願い致します。