黒潮大蛇行が発生中！大蛇行が起きると東京でも雪が多めの傾向か！？

先日放送された、NHKのサイエンスZEROを観ていたらとても気になる内容でした。

その内容は、今年は東京でも雪が降る日が多いかも！？　そういった内容でした。

早速、放送後の昨日1月22日には東京では、纏まった積雪が観測されて今朝は多くの通勤客の足に影響が出ました。

黒潮ってあの海の黒潮の事！？　黒潮と東京の積雪なんて関係あるの！？

番組によると関係があるそうなんですね！？

黒潮の大蛇行は12年ぶりとの事！　12年前も雪が多かった！？

早速調べてみました。

12年前の2006年の東京での降雪日数は10日、最深積雪は9cmとの事が気象庁天気相談所が作成した資料に記されていました。

東京の年最深積雪の記録と年間降雪日数
引用先：気象庁天気相談所作成

前後の年を見ても、5cm以上の積雪は5年程遡らないと見当たりません。

降雪日も二桁に達し、積雪量も10cm近く積もっていますので、データ的には例年と比較をしても多目だった模様です。

黒潮の大蛇行とは無関係ですが、雪の多い年で記憶に新しいのは、積雪日数、積雪量共に2014年はズバ抜けて多く、積雪日数は12日、積雪量に関しては27cmと大変な大雪の年だったようです。

 

黒潮と東京での積雪での因果関係は！？

海の黒潮と、何故東京の積雪が関係するかですが、番組によると南岸低気圧は黒潮の近くを移動する事が多く、黒潮が通常のコースから外れる大蛇行によって、通常は東京に雪が降らないケースも、大蛇行によって南岸低気圧が南下し、東京から離れる事により降雪になりやすい気象状況になってしまうらしい。

しかし番組でも紹介をされていましたが、データ的には明らかに東京でも雪が降りやすくなっているようですが、まだ黒潮と気象現象との因果関係については解明が必要との見解でした。

黒潮の大蛇行により、天候以外にも、漁にも大きく影響する事が解っている。

今回の大蛇行が確認されたのは、9月下旬で昨年は多くの漁場で不漁が続いている模様。

 

視聴方法のご紹介

NHKのサイエンスZEROの初回放送は日曜日の日付が替わる前に放送されていますが（東京では）、土曜日の昼過ぎにも再放送がされますので、まだ放送をご覧頂いてない方は是非ご覧下さい。

1月27日（土曜日）PM12:30~PM13:00 サイエンスZERO『巨大海流 黒潮』

●追記：上記でご紹介しました、再放送は既に終了致しました。

『NHKオンデマンド』でサイエンスZERO『巨大海流 黒潮』のオンデマンド放送を試聴する事が出来ます。

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サイエンスZEROは科学の番組ではありますが、日常での生活にも欠かせない情報を、専門家の方がいらして詳しく解説して下さる勉強になるイチオシの番組です。

 

まとめ

今更ながら、天候は海や山といった地形と密接な関係にある事を改めて感じました。

放送を観た翌日に、早速纏まった降雪がありタイムリーに感じましたので取り上げました。

また再放送もされる事もあり、多くの方に今回の黒潮の大蛇行を取り上げられた『サイエンスZERO』をご覧頂きたいです。

※追記：再放送は既に終了致しましたが、『NHKオンデマンド』でサイエンスZERO『巨大海流 黒潮』が配信中です。

一度纏まった積雪があるだけで、東京の交通機関は麻痺しますので、知識があれば備える事も出来ます。

情報は知っておくだけではなく、活かす事に意味があるのですから。

今回ご紹介をした『サイエンスZERO』は今度の土曜日に再放送の予定となっています（東京）。

1月27日（土曜日）PM12:30~PM13:00 サイエンスZERO『巨大海流 黒潮』