農家さんから直接購入出来るサイトを利用して、産直のお野菜を購入しました!
どの野菜や果物も新鮮そのもので、見た目香りと明らかに近所のスーパーに置いてある野菜とは別モノでした!
トマトは果肉が凝縮されていて水っぽくなくて味が濃い!
玉ねぎも新玉で水々しくてとても甘い!
極めつけが葉付き【人参】でとって香りがキョーレツ!
え!?
そうなんです、近所で販売されている【人参】とは、見た目香り共に主張が違い過ぎて、特に香りがキョーレツでした!
元々私は口がお子ちゃまで、【苦い・辛い・クサい(香りの強いもの)】が大の苦手!
【コーヒー・ビール】も好きではありませんし、懸賞のブラックの缶コーヒーとか無料でもノーサンキューって感じです!
なもので新鮮な葉付き【人参】の主張の強い香りがアダとなり、余り良い印象を受けなかったのです。
これだけ香りの主張の強い【人参】を美味しく食べる方法ってあるのかな!?
人参が苦手な理由!
全ての【人参】嫌いの方に当てはまる訳では無いと思いますが、私が【人参】を苦手にしているのは間違いなく香り(ニオイ)です!
今回の新鮮な葉付き【人参】で実感しました。
特に【人参】の葉っぱの香りはキョーレツそのモノでした。
葉付き大根や葉付きのカブですと、葉の部分も食材として喜ばれますが、【人参】の葉はどうですか!?
見た目からして栄養素的には良い事は解るのですが。
ちなみに【人参】はセリ科に分類される野菜で、他の代表的なセリ科の野菜を見てみると。
■セリ科の野菜
●パセリ
●セロリ
●パクチー(コリアンダー・シャンツァイ)
好き嫌いが分かれる野菜ばかりですよね!
共通点は香りの主張が強過ぎる!
なので多くの子供さんは苦手なのではないでしょうか!?
本題になる農家さんから送られてきた、採れたて葉付き【人参】は結局美味しく頂けたのか!?
苦手な野菜でも調理方法で美味しくなる!
【人参】の甘みが感じられとても美味しく頂きました!
第一印象は香りがキョーレツでしたが、それだけ素材が新鮮な証!
鮮度の良い【人参】でしたので極めてシンプルな調理方法で頂きました。
気になるキョーレツな香りも全く感じられず、甘みが感じられもっと欲しかったと思う程でした!
私のように【人参】が苦手な人でも、とても美味しく感じましたので、これからご紹介する調理方法でしたら【人参】が苦手なお子さまでも食べて頂けるかもしれません!?
■材料
●コンソメ:固形タイプ(キューブタイプ)【顆粒タイプよりも固形タイプの方が旨味が凝縮しておりオススメ】
●水:360ml弱くらい
ポイントは【人参】を細かく千切りに(きんぴらごぼうの際のイメージ)
■調理方法
●コンソメが溶けたら、火を弱火にして千切りにした【人参】を入れ、鍋の蓋をして30~40分程加熱すれば【人参】が柔らかくなります。
後はお好みで、白身魚も合いますし、豚肉もオススメです。
ちなみに煮込み系以外の肉の加熱は味の重要なポイントになります。
肉を加熱し過ぎると、固くなり甘み旨味が無くなります。(肉 融点 で検索してみて下さい)
豚ロースの薄切り程度でしたら、火を止める直前に入れて、予熱で火を通すイメージが理想的です。
千切りにした【人参】とコンソメの相性は抜群なので、【人参】を苦手とされているお子様がいらっしゃいましたらお試し下さい。
補足になりますが、【人参】やピーマンを苦手にされている方は、ごろっとした大きめの切り方を苦手にする傾向があります。
ピーマンの肉詰めは別として、チンジャオロースのように細切りにして調理すると多くの方が食べる事が出来るのでは無いでしょうか!?
一度でもゴロッとした大きさで調理したモノを出すと、苦手意識が生まれるので、【人参】やピーマンを調理する際は極力小さめか細かくすれば子供さんも苦手にならない傾向があります。
今回の【人参】のように、鮮度が良く香りの主張が強い【人参】でも、千切りにした事でコンソメが馴染みやすかった事もあり、香りは全く残っていませんでした!
【人参】を苦手にされている方の多くは、味よりもセリ科に見られる香りの強さを苦手にしている事が考えられます。
今回のケースでも、調理後もキョーレツなセリ科特有の香りが残っていましたら、美味しくは頂けなかった筈です。
料理において香りはとても大切です。
特に【人参】の香りは、食欲をそそる香りではないだけに、注意をして調理する事が大切ではないでしょうか。
まとめ
食物の好き嫌いは、嫌いになったキッカケがある事が多いです。
子供の頃、ごろっとした大きめの【人参】ばかり出されて【人参】が嫌いになったとか。
納豆を食べる際に、家族にクチャラーがいたから納豆が嫌いになったとか色々なケースがありますよね。
実は私の祖母はとても料理が上手な方でした。
小さいながら祖母の調理方法を見ていて感じた事は、どんな料理の時でも丁寧に調理をしていた事。
例えば焼きそばを作る際に、麺を先に炒めてから肉や野菜を合せる配慮のある方でした。
祖母と比較すると大雑把な母は、お世辞にも料理の上手な方では無く、その辺の気遣いの差が味に出ていたように感じています。
今回のような主張の強い【人参】をごろっとした大きさで調理すると、セリ科特有の香りが残ってしまう事が考えられます。
細かく千切りにして、昆布やかつおダシに比べると味の主張が強いコンソメだから香りも消え、結果美味しく頂けたのではと感じました。
調理をする際に大切なポイントは見極めとチョイス!
主張の強い野菜は、細かく千切りにしたり、ピューレ状にして調理するとどなたでも召し上がり易いかもしれません。